ふらっとTWIN 趣味日記  ~DUKE890と暮らす~

愛車GOLF GTI、DUKE890、MOTO GP、機械式時計の話題中心にふらっと綴っております。

Author : taki
京都府→千葉県に移住→京都に戻りました。
R nine Tは手放しました・・(泣)
ゴルフGTI MTと、DUKE890に乗っています。

クルマ編は考えてなかったんですが・・・

というのも、
8台乗り継いできたバイクと比べて、実はクルマは3台しか乗ってないのです。3台目がつい最近のゴルフGTIですから、実質2台みたいなもんです。

思い入れも格別ということで(笑)、
takiの記念すべき初の愛車「ホンダ バラードスポーツ CR-X Si」編いってみましょう。
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え~写真がありません。。。ホンダさんの復刻Webカタログより拝借です。

CR-Xといえば、この後継機種となる2代目のほうが人気がありました。いわゆるサイバーCR-Xです。
アマノジャクなtakiが、わざわざ初代を選んだということでなく、ただ、叔父のセカンドカーだった個体をたまたまタイミング良く譲ってもらったのでした。

免許とりたての若造には、最適なクルマでしたね。
結局、運用期間は90~99年と、思わぬ長い付き合いとなったのでした。

前置きが長くなりました。
takiが乗っていた個体は、1986年式のセミリトラクタブルライトを廃止したいわゆる後期型。グレードは追加発売となったばかりの Si 。5速マニュアルミッションのホワイトカラーでした。
実は、トップの画像とは色と年式が違うんですねえ。
イメージはこれです。トミカさん!より。
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「エンジンにタイヤがついたクルマみたいやなあ。」

隣に乗った友人が言った感想だったのですが、言い得て妙だと思いましたね。
まあ、彼はランクルに乗ってましたので、なおのことだったでしょうが。(笑)

とにかく、小さくて軽いボディーに、元気なエンジンを組み合わせたところが最大の魅力でした。Siグレードでラインナップされた1600cc「ZC型」エンジンは、ホンダとして久々のDOHCのインジェクション仕様でしたが、ロングストロークのトルク重視型の実用域で扱いやすい特性でした。2代目CR-Xで登場するSiRグレードに搭載される「B16A型」のほうが名機と称されることが多いと思いますが、人知れず評価の高いのが「ZC型」でした。

この時代、バイクはまだまだキャブレターが主流でしたが、気温や標高に関わらず、常にリニアな吹け上がりを約束してくれるインジェクションも驚きでした。これは今じゃ当たり前ですが。(笑)
とにかく、操作系のダイレクト感が強いクルマで、シートに座ると、両手がハンドルに、右足がアクセルペダルに繋がっているかのような感じがしたものです。

今ではあり得ないであろう800kg台の軽量ボディーと相まって、街中じゃ速かった~。このあとアルテッツァに乗り換えると何とも遅くなっちゃったと感じましたもんね。
おかげで、アルテッツアにはアチコチ手を入れてずいぶんとおカネがかかりました。(笑)

しかし、この頃のホンダ車の定評通り、ボディーの剛性感はなかったですね。(笑)
そもそも入手してまもなく、リアのハッチゲートが開けた所で固定されずに、すぐに降りてきてしまう状態に。常に片手で押さえながら、荷物の出し入れをしなくてはいけない始末・・・

乗り心地は・・・
まあ、ドシンバタンギシって感じでしたね。
スムーズな路面なら良いものの、とにかく凹凸があったら、そのままショックが伝わってくる感じ。
ストロークって言葉を知らないサスペンションでした。(笑)
気にならなかったのは若さ故ですね。

ワンマイルシートと呼ばれた有名な後部座席の狭さも、まあ若さ故になんとかなったんですよね。
学生時代に、よく友達3人で運転を交代しながら旅行しましたが、後ろは普通に座っていられないので、常に横たわってました。(笑)

当時はまだ、頭文字Dなんて始まってなかったのですが、とにかくF1がブームでした。だから、ホンダ車が人気だったんですよねえ。シビック、プレリュードにインテグラと、若者はこぞって乗りたがってた時代でした。(笑)
バイクではアンチホンダ派だったtakiも、クルマは本気でホンダ派だったんですよねえ。今は見る影もないですがね。

CR-Zが登場した時は、ちょい心が踊ったのですが、さすがにファミリーカーユースでの候補には出来ませんでした。(笑)
でも、CR-Xに乗ってた時代は幸せだったよなあ。今でも若者の手が届く150万くらいでこういうクルマがあるといいのになあと思うのですが、どうやら今はスズキのスイフトあたりが、その役目を果たしているようですね。

今でもチャンスがあれば、もう一度ハンドルを握ってみたいクルマですね。


〜追記〜
実家で、実車の写真見つけました。

後ろがスパッと切れて思い切りの良いスタイルですね。
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勢いで続いての愛車シリーズをエントリーします。

というのも、ST2の次に乗り換えたのは、ST3。
同じドゥカティのスポーツツーリングシリーズの後継機種です。

ST2を長年乗り続けて、ポジションを中心にモデファイして
自分好みにしてきましたので、なかなか手放す勇気もなかったのですが、
ムルティストラーダのデビュー後、ついにSTシリーズは絶版ということに
なってしまいました。

そうなると、俄然候補に上がってきたのは、ST3。
ほぼ、これ一択になっちゃったわけです。
色々他のバイクも乗せてもらったのですが。

スポーティで、カウル付きで、前傾がキツくなく、車体が大き過ぎない・・・
となると、やっぱりSTだったんですよねえ。
ちなみに、ST2の記事の中のメーリングリスト仲間でも、
ST2→ST3乗り換え組の方は、記憶のなかで他2名。
やはり、どうせ乗り換えるなら、違う車種ってほうが多いようですね。

と、チャッチャと乗り換えたように書きましたが、
STシリーズのラストモデルは07年式。
実際にST3に決めたのは08年で、新車は既に無く、
ショップの試乗車だった06年式を滑り込みで手に入れたのでした。
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何を悩んでいたのだっけ?

と思い出すと・・・

そうです。このドゥカティらしからぬデザインのフロントカウルのせい
だったんですよねえ。
ガンダムチックやら、まるでVFRやら・・
と決して好評じゃなかったですね~。

もう、今は見慣れちゃって何とも思いませんが。
当時は、バイクを眺める時は、後ろからにしようなんて
決死の想いだったわけですよ。(笑)

ST2のカスタムで、換装可能なパーツは全て移植してもらいました。
あんこ抜きしたシートもですね。
ただ、この頃になると、もう爆音マフラーはダメな時代になっちゃいました。

結果、ポジションはほぼ変わらず。
カウルが大きくなっただけ防風性能がアップしたくらいでしょうか。

乗った印象は、もうエンジンスペックの違いのままです。

ST2最大出力 83馬力
ST3最大出力 107馬力

まさに体感でパワー2割増し強。
ずいぶん速くなっちゃったと思いましたね。

決して低速トルクが薄くなったとかではなく、
触れ込み通りの上の回転域でのパワーアップだったと思います。

スーパーバイクに較べると大したことないスペックですが、
これ以上スピードが出るバイクは要らんと思いましたね。
今でも、100馬力そこそこが自分に扱える限界だと考えてます。

それこそ、スーパーバイク直系のエンジンを積んだ
ST4Sという兄貴分がSTシリーズにもあったわけですが、
とんでもない存在でした。

空冷エンジンベースで水冷化したST2は、
どこかおおらかなところがありましたが、
最初から水冷のST3のエンジンはシャキッとしていて、
ドゥカティらしく、回せ、回せと自己主張してくるものでした。

やっぱり、だいたい60キロ以下で流すとなると
ストレスが溜まってくるので、
どうしても、目が三角になっちゃうんですよね。

最初は良かったんですけどね~。
バイクが速いと、自分の技量まで上がったような錯覚もして。(笑)

ST3に乗り出して、しばらくして子どもが生まれて
バイクに乗れるのは、半日までという時間制限が
なんとなく出来てきて、走るのもお決まりの周山街道界隈だけ
というようになってきました。
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だんだん、家を出て、いつものコースを走って、いつ帰ってこれるか
のタイムトライアルをしているような状況になってきました。(笑)

見返すと、写真も近場ばっかり。(笑)
こだわっていたはずのパニアケースを装着したのもほんの数回でしょうね。
今、考えると勿体ないことでした。

結局、バイクに乗る時間が取れないのなら、
ロングツーリング出来なくてもいいし、
あまりスピード出さなくても楽しめるバイクにしたほうが良いのでは・・・
と思い始めたのが、次の愛車であるR nineTに繋がっていく訳でした。

なんか、こう書くとST3はあんまり気に入ってなかったようですが、
そんなことはないんですよね。
これも約7年間も乗っています。

ただ、ST2に乗ってた時代のほうが、
環境的にバイクを深く楽しめていたのかなと思います。

今年は、長らく途絶えていたドゥカティ SS = スーパースポーツが
復活するらしいですね。
ST=スポーツツーリングもその内、復活しないかな~
ま、無いと思いますけど(笑)、
出るなら、万難を排して買うぞっ!

と宣言しておきます。
やっぱり、ドカはええな~。
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超ひさびさの愛車シリーズ。
ドゥカティ ST2の登場です。
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takiにとっては、初の外車であり、
バイクを一生の趣味と認識させてくれた
思い入れのある一台です。
今、何も乗ってませんけど・・・。(笑)

takiが手にいれたのは、02年式。
同じツインのヤマハ TRX850からの乗り替えでした。

思えば、TRXもtakiにとっては良いバイクでした。
小柄な車体に必要充分なパワーに、
ニュートラルなハンドリング。

ただその頃、今の奥さんとタンデムでツーリングを
よくしていたのですが、さすがにシングルシート風の
タンデムシートは厳しすぎました。
それに、何も荷物が積めない積載性が不満でした。
奥さんに、バッグをダブルでたすき掛けさせて
後ろに乗せたのは、今考えても無茶でした。(笑)

そこで、急浮上してきたのが、
当時、パニアケースが標準装備だったST2でした。

レプリカ世代真っ只中のその頃のtakiにとっては、
バイクといえば、スポーツ性が第一条件。
(スピードではありません。)
TRXと同等の性能は欲しい。
そこに、うまく実用的なツーリング性能が組み合わさった
スポーツツーリング コンセプトのST2はピタリとはまったのでした。

TRXで知ったトルクで走るツインエンジンの面白さは、
何物にも代えがたいものでしたし、
それなら、いっそドゥカティにしようか・・・
というのは自然な流れだったと思います。

TRXからST2への乗り換え時の懸念は、
ヤマハ自慢のの5バルブから2バルブになってしまうという
馬鹿げたスペック至上主義の不安がありましたが、
全くの杞憂でしたね。

排気量が大きいということもあり、
TRXより、全域でトルクフルなエンジンに驚きました。

まあ、今となってはTRXの低速トルクの無さは
有名だったことなんですが・・・。

空冷のSSベースのエンジンを水冷化したものでしたので、
ドゥカティの中では、まろやかで扱いやすいエンジンだったのでしょう。

それまでドゥカティといえば壊れるバイクの代名詞のように言われてましたが、
2000年頃より電装系を日本製に切り替えて、信頼性が大幅に上がったと
当時聞きました。
その通りで、特に深刻なトラブルが起きた記憶もないですね。

スポーツツーリングという名の通り、
ドゥカティのくせに、装備面でもなかなかのもので、
パニアケースは別として、メインスタンドや、電源ソケットが付いたりと、
ただのスポーツ車とは一線を画した実用的なものでした。
今では、こういった装備も増えては来ましたかね。
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しかし、なんと言っても惹かれたのは、
Lツインならではのハンドリングです。
それまで、並列4気筒のFZR250R、並列2気筒のTRXと
ヤマハらしいニュートラルなハンドリングのバイクにしか
乗ったことがなかったtakiにとって、ドカは衝撃的でした。

よくライテク講座などで言われる
ブレーキングでフロントを引きずりながらコーナーに侵入。
倒し込むポイントでスッとブレーキをリリースすると、
パタリとバイクが倒れ、クリッピングからアクセルを開けると、
2気筒ならではのトルクと鼓動感をもって、コーナーを脱出していく・・・

この一連の感覚が初めてわかるようになりました。
バイクに乗り始めてここに至るまでに10年以上かかってますからね。(笑)
ホントに目から鱗ですよ。

ST2はスーパーバイクなどと違い、ほどほどのスペックのエンジンですから、
乗って楽しいスピードレンジも常識的な範囲なのも良かったですね。
70~80キロで流してストレスが溜まらず楽しめるわけです。

このバイクに乗ってから、
バイクの趣味は、ピストンはより少なく、バルブもより少なくと
どんどんプリミティブな方向性に向かっていきました。

車体については、約7年ほど乗り続けましたので、
かなり多く手を入れていました。

・シートあんこ抜き(シートジョイ)
・ステップ(アエラ)
・バーハン用トップブリッジ(アエラ)
・M400用バーハンドル
・クラッチレリーズ(アエラ)
・カウルキット(ドゥカティパフォーマンス)
・スリップオンマフラー(シルモーター)
・フロントサスペンション(ST4S用)
・リアサスペンション(オーリンズ)
・ブレーキメッシュホース
・ETC

これくらいかな~。
一通り、やり尽くした感じでですね。(笑)
古い話になっちゃったからうろ覚えなので、
なんか抜けてそうですが・・・。

とにかく、ノーマルだと足が着かないし(笑)、
前傾姿勢で腰が痛くなるので、
ポジションがらみから換えていきました。

ポジションがピタリとはまるようになったのが、
長く乗り続けられた理由でしょうね。

この頃は、今ほど騒音規制もうるさくなかったので、
ドカといえば、乾式クラッチとマフラーの組み合わせで、
皆、シャラシャラ、ドカドカと盛大な音を奏でていました。(笑)


また、忘れられないのが、
ちょうどこの頃インターネットが普及し、
STシリーズのオーナーさんが集うメーリングリストに
参加出来たことでした。

マイナー車種だけに、メンバー間の結束感がすごかったですね。(笑)
今まで、せいぜい同じショップのバイク乗りとしか話す機会がなかったのが、
全国規模で、STシリーズの情報交換が出来る。
ホントにこれは画期的なことでした。

さすがにSTなんかを選ぶ方達は、皆さん年齢に関わらず紳士ばかりで、
数多くのイベントに参加させていただきました。
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子どもが生まれて、時間がとれなくなるにつれて、
参加出来なくなってしまいましたが、今も活動続行中のようで何よりです。

ST2は、時間に余裕のある独身時代に乗り始めたこともあり、
アチコチ行ったし、バイクを趣味として深めてくれた
歴代で一番思い入れのある一台ですね。
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