せっかく関東に住んでいるのだからと、先日開催された全日本ロードレース選手権の開幕戦つくばラウンドに行ってきました。

都心にもっとも近いサーキットという謳い文句の通り、
千葉県内の自宅から1時間チョイで着きました。

それにしても、最寄りの谷和原インターを降りて、カーナビの指示通りに進むと見事な田園風景の中の一本道を心配になってくるくらい真っ直ぐ進みます。
そして、唐突に現れる野っぱらの駐車場。その奥にはバイクが走ってるコースがもう垣間見える。
拍子抜けするほど小さいゲートでチケットを買えば、あっという間にコースサイド。

・・・関西人にしかわからない例えでしょうが、探偵ナイトスクープ的に言うと、パラダイスの雰囲気を感じてしまいました。

まあ、こう言っちゃ何ですが、サーキットと言えば、鈴鹿、もてぎしか行ったことなかったですから、軽いカルチャーショックですよ。

って、ゲート横で子供がバイクに乗ってる!
コレは東京モーターサイクルショーで、子供が乗りそびれた親子バイク教室やないか!
ということで、GP3クラスの決勝が始まるにもかかわらず、
まずはリクリエーション優先で子供が74Daijiroに初ライド!
500円という手頃な価格設定なんですけど、しっかり教えてくれました。
いまどき、2ストエンジンに乗れる息子が少し羨ましかったです・・・(笑)
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そして、向かうは芝生広場!
お~っ、第一ヘアピン後のS字区間が見える場所が確かに芝生。
テーブルセットまで置いてあるし。
ここで、ST600クラスを見ながら昼食にします。
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レースの合間には、ライダートークショーですよ。
GP3と、ST600クラスのウィナー二人が登場です。
二人ともハルクプロだったんですね。
今や、全日本のNo.1チーム格です。

お約束のジャンケン大会で、我が息子がGP3クラス優勝の
栗原佳祐選手のサインをゲット!
こういうのは親に似ず強いんです。

メインレースのGP2クラスだけは、しっかり見ようかと第一ヘアピンスタンドまで行ってみる。しかし、今さら空席もなくスタンド脇のフェンス越しから観戦することに。
1コーナーの立ち上がりから、ヘアピン突っ込みから出口までかなり広範囲にみえます。
ただ、ガードレールで息子の背でははまったくコースが見えないのですよ・・・
意を決してここは肩車での観戦を決断。
モトGPよりはレースタイムも短いだろうと、18キロの息子を担ぎ上げる!

もう、フラフラになりながら、見える景色はこんな感じ。
バイクが近い!
600でもスゴイ迫力です。
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っていうか、スーパーバイクだと考えたら恐ろしい感じ。
よく、昔は500なんかでもレースやったもんですわ。
誰かGPライダーがコース見て、出場しなかったこともあったような気がしますが、
せやなあ・・・と思ってしまいました。

しかし、バイクの臨場感もさることながら、周りもライダーやチームの関係者ばかり!
皆さんの視線が異様に熱い・・・。
うちの息子が、肩の上で誰が早いの遅いのと大声で喋り続けるから、変にドキドキ。
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後ろを向いたら、最終コーナーでしたが、思いっきりインカム付けた関係者が傍にいてるしね。
最後までトップ争いには絡めず、緊張感が漂ってきておりました。

ということで、レースはホドホドにしか見てないですけど、
家族もそれなりに楽しめたようで、まあ良かったです。


それにしても、これだけ家から近いのなら、バイクで走ってみたいわ~。
鈴鹿とか2時間半かけて自走しては、ムリて感じやったけどコレならイケるな~
って思ってしまいました。

まあ、バイクが無いんですけどね・・・(笑)