関東に来てから、約二年。
一本くん並みに酷使していたマーク15の調子がおかしくなり、オーバーホールに出していました。

本社勤務になって、役付のエライさん方と一緒にいる時間が多くなり、目立たない時計をと選ぶと白のマーク15は最適なわけで、2004年に入手したとき以来の高い使用頻度となっておりました。

すると、数ヶ月前から、リューズが硬いなあと思っていたのですが、時刻合わせは出来るのですが、ついに日付合わせのポジションに合わせることが出来なくなり、明らかにリューズのうごきがガチガチのヤバイ状態になってきていたのです。

調べてみると、前回2回目のオーバーホールから4年。精度は問題無いし、まだ早いわ〜と思いつつも実用に難アリとなってしまったので、仕方なく3回目となるオーバーホールを決意したのでした。
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今までお世話になっていたのは、大阪の購入店でしたが、関東ではツテも無く、ならばと向かったのは、銀座の直営ブティックでした。一般人には流石に敷居が高いですね…

ギャラも探し出して持っていきましたが、直営では提示も求められませんでした。さすがはIWCて感じですよね。まあ、正規店ですと、自店での販売品かどうか確認される場合が多いという印象ですが。

但し、知ってはいましたが、オーバーホール代は約二年前から値上りして、汎用ムーヴの三針モデルで基本料金で6万円強!目ん玉が釣りあがってしまう値段ですね。
マーク15については、長く使い続けるつもりなので、必要経費と割り切っていますが、普通の人には理解し難い世界になってきてます…

一旦、時計を預けて、まずは見積となります。特別なパーツ交換が必要だと、更に別途料金が…と脅されましたが、結果は基本料金だけで大丈夫とのこと。すでにリューズも前回のオーバーホールで、替えられておりましたからねえ。

納期は4週間と言われたはずでしたが、仕上がりは3週間かからないくらいでした。
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今回は、磨きはしないでとオーダーしたので、見た目は変わらずです。こころもち綺麗になったような気がしますが、気のせいでしょう。(笑)磨きはオーバーホール一回おきに考えてます。
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初めて、こんなケースが付いてきました。値上げしてからの贖罪サービスなのでしょうか?持ち運びに便利そうで使い勝手はありそうです。
担当技術者のサインがある別紙も初めてもらいました。全く読めない字ですが…
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何がコンプリートサービスなのかよくわかりませんが、2年保証が付いています。基本的には、コレで初期性能をほぼ維持出来ているという認識で、高い料金に納得しているつもりです。

よし、これから5年は使うぞと思いましたが、磨きしないと代わり映えはしないですよね〜。
なんかしたいと思い立って、取ってあったレザーベルトに換装してみました。
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4年振りに引っ張り出したので、目新しいというか自分的には懐かしい感じしかしません。(笑)

えらくマジメ感が出るなあと、ブラウンのレザーベルトに替えたらどうだろう。ステッチは少し目立つ色のにして…なんて、すぐに妄想の世界に入ってしまいますね。

それにしても、写真で見ると38ミリのマーク15は自分にとってジャストサイズだと改めて思う次第。
発売間近のトリビュート Mark11にグラグラ揺れていたtakiでしたが、やはり39ミリ以下のサイズまで小さくなるまで、新しいモデルには手を出さないと決めました。(笑)