ふらっとTWIN 趣味日記  ~DUKE890と暮らす~

愛車GOLF GTI、DUKE890、MOTO GP、機械式時計の話題中心にふらっと綴っております。

Author : taki
京都府→千葉県に移住→京都に戻りました。
R nine Tは手放しました・・(泣)
ゴルフGTI MTと、DUKE890に乗っています。

カテゴリ: ドゥカティ

久々の試乗記ですが、新型モンスターに乗せていただきました。
6月に発売されたばかりのニューモデル。トレリスフレームじゃ無くなったモンスターはドゥカティじゃない。しかし、劇的な軽量化されたと年末の発表から大きな話題になっていたバイクです。
DSC_1262

賛否両論あるようですが、162㎝と小柄なtakiには、日本仕様がローダウン、ローシート仕様になったことは大歓迎でした。

跨った感じは、両足ベタとはいかず、体感ではシート高さ800くらい。775という数値から予想していた足つきほどではありませんでしたが、片足ならちょい尻ずらしでベタ。両足でも踏ん張りが効く程度の接地とさすがに不安感は感じないレベルでした。
引き起こしも流石に軽く、普段乗っているDUKE390とさほど変わらない印象。ホントにとっつき易さは抜群です。

ハンドルは、821から近くなったとのことでしたが、モタードポジションのDUKEと比較するとハンドル一本ぶん前傾はキツめではありました。しかし、DUCATIとしては今までになくフレンドリーなポジションなのには違いありません。
DSC_1264

シートがギリギリまで細身にしているせいか、右足をまっすぐ下ろすとエンジンに当たります。ちゃんとカバーが付いてます。(笑)

噂のパワーモードをまずは、アーバンに設定して走りだしてみます。
走り出しは、オヤッと思うほどマイルドな感じ。821で感じた回せ回せ的なエンジンの主張は感じません。

すぐにスポーツモードに切り替えてみましたが、走り出しの感じは大きくは変わらず。しかし、前が空いたところでスロットルを開けてみると、弾けるようなLツインエンジンの音と共に怒涛の加速。
ドゥカティてこうやったねえと、ヘルメットの中で思わず笑ってしまいます。

それでも、クルマの流れに乗って走るトコロは、エンジンは穏やかな感じ。開ければ開けただけ加速という感じで、従来のドゥカティに感じていた街乗りが苦手という印象は受けませんでした。
これが、新世代のドゥカティなのでしょうか。

taki的には、低速からドカドカとしたインパクトを予想していたので、ちょっと拍子抜けするくらい。(笑)

市街地のストップ&ゴーのみの試乗コースでしたので、コーナーリングがどうこうなんてはわかりませんでしたが、とにかく軽いので楽しいに決まっているという印象だけは受けました。

軽量でソコソコのパワーがある高いポテンシャルがあるバイクなのは間違いないですが、思った以上にフレンドリー。それなら、いっそのことシートも思い切って下げてやって女性や初心者にもとっつき易い、ドゥカティ沼の入り口になるような位置付けに設定されたバイクなのかなあと思ったりしました。

率直に欲しいバイクです…

先日の大阪地震にはビックリしました。
高槻、茨木が震源地近くって…
takiの地元である長岡京市は隣みたいなもんですからね。実家もかなり揺れたみたいでしたが、電車に閉じ込められた同僚が今回は一番の被害者でしたねぇ。

って、地震の前日となる土日に京都に帰ってたんですよ。1日地震がズレたら、大変な目に合うところでした。

今回のネタは、【アエランブラー】の名前がある金箔ドゥカティです。takiが長年お世話になっていたカスノモーターサイクルさんで作成されたカスタムバイクです。
IMG_2233

IMG_2222

ご存知ない方には、ナンジャコリャ的なバイクにしか見えないかもしれない見た目のインパクトがありますよねえ。
実は、ドゥカティ スクランブラーのカスタムコンクールに出場する為に作られた「日本」なかでも「京都」に拘ったバイクなのです。

詳しく説明は、ググるといっぱい出てきます。
http://www.aella.jp/aellambler.html
本家の紹介ページを貼っておきます。

あえてピカピカではなく、シワ模様の真鍮箔という種類の金箔を使っているらしいのですが、職人さんが手作業で貼っていったそうです。

ここまでやっちゃうと絶対に転倒してはいけないバイクとも言えますので、乗るとなると相当プレッシャーがかかると思われます。
IMG_2234

そして、あえてのキャブ化。FCR39Φがファンネル付きで装着されております。
IMG_2230

あのどちらかと言うとポッチャリした感じのスクランブラーが、SDR200のようなスリムさです。

最近、訳あって地元にちょくちょく帰っていたのですが、自転車でカスノさんまで行けるなと、ふと思い立って足を伸ばしてみたところ、対面出来たバイクでした。
見るだけでも刺激的ですね!

バイカーズステーションを久しぶりに買ってみました。
ドゥカティ スーパースポーツが巻頭特集されていたのを発見してしまったからです。
海外試乗の記事なので、ちょっと物足りないのですが、和歌山利宏さんが担当されているのを見て、即レジに向かったのでした。
何と言っても、和歌山さんとtakiは背格好がほぼ同じなのです。いや、お会いしたことはないので想定なのですが、そんなに足の長さが変わることも無いでしょう・・・
乗車姿勢の写真を見ると、ほぼ想定通り。やはり、STシリーズに近いと思います。
main

146_04_01zoom+2004_ducati_st3+right

いかにもシャープなデザインのバイクなので、レーサーチックなポジションかと思っていましたが、ハンドルとシート、ステップの位置が似てますね~。
しかし、こうやって見比べるとSTのポッテリしてること・・・
dashboard

このアップタイプのセパハンが、またSTシリーズと同じなのです。

ドゥカティHPを見ると、こんな写真が!
1024

まさかパニアケースの設定があるとは。
まあ、タンデムシートの形が実用性はさておき的な感じではありますが、スーパースポーツというよりスポーツツーリングコンセプトですよね〜。
なんて、思うのもマニアックなんでしょうね。

和歌山さんの写真を見ると、スポーツ走行時にはピタリとしてそうなポジションですが、街乗り、ツーリングを考えると、ハンドルが少し遠そうですし、足付きももう少し良くしたいかな。
STで行なった対策、バーハン化、シートのあんこ抜きをしてみたら、どうなんだろうと妄想が広がります。

カウルが小さいので、ハンドル回りは自由度が高そうですが、シートはこれ以上低くするのは、ナカナカ難しそうにも見えます。

この辺りは、デリバリーが始まると、同じことを考える人も多いと思うので、どういうカスタム例が出てくるのか、気にしていたいですね。

関東では、宝の持ち腐れになること確実なので、いつか京都に帰れる日が来れば、真剣に考えたいな〜。

まあ、言うのはタダっちゅうことで・・・



勢いで続いての愛車シリーズをエントリーします。

というのも、ST2の次に乗り換えたのは、ST3。
同じドゥカティのスポーツツーリングシリーズの後継機種です。

ST2を長年乗り続けて、ポジションを中心にモデファイして
自分好みにしてきましたので、なかなか手放す勇気もなかったのですが、
ムルティストラーダのデビュー後、ついにSTシリーズは絶版ということに
なってしまいました。

そうなると、俄然候補に上がってきたのは、ST3。
ほぼ、これ一択になっちゃったわけです。
色々他のバイクも乗せてもらったのですが。

スポーティで、カウル付きで、前傾がキツくなく、車体が大き過ぎない・・・
となると、やっぱりSTだったんですよねえ。
ちなみに、ST2の記事の中のメーリングリスト仲間でも、
ST2→ST3乗り換え組の方は、記憶のなかで他2名。
やはり、どうせ乗り換えるなら、違う車種ってほうが多いようですね。

と、チャッチャと乗り換えたように書きましたが、
STシリーズのラストモデルは07年式。
実際にST3に決めたのは08年で、新車は既に無く、
ショップの試乗車だった06年式を滑り込みで手に入れたのでした。
IMG_20170108_104406

IMG_20170108_105557

何を悩んでいたのだっけ?

と思い出すと・・・

そうです。このドゥカティらしからぬデザインのフロントカウルのせい
だったんですよねえ。
ガンダムチックやら、まるでVFRやら・・
と決して好評じゃなかったですね~。

もう、今は見慣れちゃって何とも思いませんが。
当時は、バイクを眺める時は、後ろからにしようなんて
決死の想いだったわけですよ。(笑)

ST2のカスタムで、換装可能なパーツは全て移植してもらいました。
あんこ抜きしたシートもですね。
ただ、この頃になると、もう爆音マフラーはダメな時代になっちゃいました。

結果、ポジションはほぼ変わらず。
カウルが大きくなっただけ防風性能がアップしたくらいでしょうか。

乗った印象は、もうエンジンスペックの違いのままです。

ST2最大出力 83馬力
ST3最大出力 107馬力

まさに体感でパワー2割増し強。
ずいぶん速くなっちゃったと思いましたね。

決して低速トルクが薄くなったとかではなく、
触れ込み通りの上の回転域でのパワーアップだったと思います。

スーパーバイクに較べると大したことないスペックですが、
これ以上スピードが出るバイクは要らんと思いましたね。
今でも、100馬力そこそこが自分に扱える限界だと考えてます。

それこそ、スーパーバイク直系のエンジンを積んだ
ST4Sという兄貴分がSTシリーズにもあったわけですが、
とんでもない存在でした。

空冷エンジンベースで水冷化したST2は、
どこかおおらかなところがありましたが、
最初から水冷のST3のエンジンはシャキッとしていて、
ドゥカティらしく、回せ、回せと自己主張してくるものでした。

やっぱり、だいたい60キロ以下で流すとなると
ストレスが溜まってくるので、
どうしても、目が三角になっちゃうんですよね。

最初は良かったんですけどね~。
バイクが速いと、自分の技量まで上がったような錯覚もして。(笑)

ST3に乗り出して、しばらくして子どもが生まれて
バイクに乗れるのは、半日までという時間制限が
なんとなく出来てきて、走るのもお決まりの周山街道界隈だけ
というようになってきました。
IMG_20170108_110502

だんだん、家を出て、いつものコースを走って、いつ帰ってこれるか
のタイムトライアルをしているような状況になってきました。(笑)

見返すと、写真も近場ばっかり。(笑)
こだわっていたはずのパニアケースを装着したのもほんの数回でしょうね。
今、考えると勿体ないことでした。

結局、バイクに乗る時間が取れないのなら、
ロングツーリング出来なくてもいいし、
あまりスピード出さなくても楽しめるバイクにしたほうが良いのでは・・・
と思い始めたのが、次の愛車であるR nineTに繋がっていく訳でした。

なんか、こう書くとST3はあんまり気に入ってなかったようですが、
そんなことはないんですよね。
これも約7年間も乗っています。

ただ、ST2に乗ってた時代のほうが、
環境的にバイクを深く楽しめていたのかなと思います。

今年は、長らく途絶えていたドゥカティ SS = スーパースポーツが
復活するらしいですね。
ST=スポーツツーリングもその内、復活しないかな~
ま、無いと思いますけど(笑)、
出るなら、万難を排して買うぞっ!

と宣言しておきます。
やっぱり、ドカはええな~。
IMG_20170108_110340


超ひさびさの愛車シリーズ。
ドゥカティ ST2の登場です。
IMG_20170106_091904

takiにとっては、初の外車であり、
バイクを一生の趣味と認識させてくれた
思い入れのある一台です。
今、何も乗ってませんけど・・・。(笑)

takiが手にいれたのは、02年式。
同じツインのヤマハ TRX850からの乗り替えでした。

思えば、TRXもtakiにとっては良いバイクでした。
小柄な車体に必要充分なパワーに、
ニュートラルなハンドリング。

ただその頃、今の奥さんとタンデムでツーリングを
よくしていたのですが、さすがにシングルシート風の
タンデムシートは厳しすぎました。
それに、何も荷物が積めない積載性が不満でした。
奥さんに、バッグをダブルでたすき掛けさせて
後ろに乗せたのは、今考えても無茶でした。(笑)

そこで、急浮上してきたのが、
当時、パニアケースが標準装備だったST2でした。

レプリカ世代真っ只中のその頃のtakiにとっては、
バイクといえば、スポーツ性が第一条件。
(スピードではありません。)
TRXと同等の性能は欲しい。
そこに、うまく実用的なツーリング性能が組み合わさった
スポーツツーリング コンセプトのST2はピタリとはまったのでした。

TRXで知ったトルクで走るツインエンジンの面白さは、
何物にも代えがたいものでしたし、
それなら、いっそドゥカティにしようか・・・
というのは自然な流れだったと思います。

TRXからST2への乗り換え時の懸念は、
ヤマハ自慢のの5バルブから2バルブになってしまうという
馬鹿げたスペック至上主義の不安がありましたが、
全くの杞憂でしたね。

排気量が大きいということもあり、
TRXより、全域でトルクフルなエンジンに驚きました。

まあ、今となってはTRXの低速トルクの無さは
有名だったことなんですが・・・。

空冷のSSベースのエンジンを水冷化したものでしたので、
ドゥカティの中では、まろやかで扱いやすいエンジンだったのでしょう。

それまでドゥカティといえば壊れるバイクの代名詞のように言われてましたが、
2000年頃より電装系を日本製に切り替えて、信頼性が大幅に上がったと
当時聞きました。
その通りで、特に深刻なトラブルが起きた記憶もないですね。

スポーツツーリングという名の通り、
ドゥカティのくせに、装備面でもなかなかのもので、
パニアケースは別として、メインスタンドや、電源ソケットが付いたりと、
ただのスポーツ車とは一線を画した実用的なものでした。
今では、こういった装備も増えては来ましたかね。
IMG_20170106_092007


しかし、なんと言っても惹かれたのは、
Lツインならではのハンドリングです。
それまで、並列4気筒のFZR250R、並列2気筒のTRXと
ヤマハらしいニュートラルなハンドリングのバイクにしか
乗ったことがなかったtakiにとって、ドカは衝撃的でした。

よくライテク講座などで言われる
ブレーキングでフロントを引きずりながらコーナーに侵入。
倒し込むポイントでスッとブレーキをリリースすると、
パタリとバイクが倒れ、クリッピングからアクセルを開けると、
2気筒ならではのトルクと鼓動感をもって、コーナーを脱出していく・・・

この一連の感覚が初めてわかるようになりました。
バイクに乗り始めてここに至るまでに10年以上かかってますからね。(笑)
ホントに目から鱗ですよ。

ST2はスーパーバイクなどと違い、ほどほどのスペックのエンジンですから、
乗って楽しいスピードレンジも常識的な範囲なのも良かったですね。
70~80キロで流してストレスが溜まらず楽しめるわけです。

このバイクに乗ってから、
バイクの趣味は、ピストンはより少なく、バルブもより少なくと
どんどんプリミティブな方向性に向かっていきました。

車体については、約7年ほど乗り続けましたので、
かなり多く手を入れていました。

・シートあんこ抜き(シートジョイ)
・ステップ(アエラ)
・バーハン用トップブリッジ(アエラ)
・M400用バーハンドル
・クラッチレリーズ(アエラ)
・カウルキット(ドゥカティパフォーマンス)
・スリップオンマフラー(シルモーター)
・フロントサスペンション(ST4S用)
・リアサスペンション(オーリンズ)
・ブレーキメッシュホース
・ETC

これくらいかな~。
一通り、やり尽くした感じでですね。(笑)
古い話になっちゃったからうろ覚えなので、
なんか抜けてそうですが・・・。

とにかく、ノーマルだと足が着かないし(笑)、
前傾姿勢で腰が痛くなるので、
ポジションがらみから換えていきました。

ポジションがピタリとはまるようになったのが、
長く乗り続けられた理由でしょうね。

この頃は、今ほど騒音規制もうるさくなかったので、
ドカといえば、乾式クラッチとマフラーの組み合わせで、
皆、シャラシャラ、ドカドカと盛大な音を奏でていました。(笑)


また、忘れられないのが、
ちょうどこの頃インターネットが普及し、
STシリーズのオーナーさんが集うメーリングリストに
参加出来たことでした。

マイナー車種だけに、メンバー間の結束感がすごかったですね。(笑)
今まで、せいぜい同じショップのバイク乗りとしか話す機会がなかったのが、
全国規模で、STシリーズの情報交換が出来る。
ホントにこれは画期的なことでした。

さすがにSTなんかを選ぶ方達は、皆さん年齢に関わらず紳士ばかりで、
数多くのイベントに参加させていただきました。
色々4 006

子どもが生まれて、時間がとれなくなるにつれて、
参加出来なくなってしまいましたが、今も活動続行中のようで何よりです。

ST2は、時間に余裕のある独身時代に乗り始めたこともあり、
アチコチ行ったし、バイクを趣味として深めてくれた
歴代で一番思い入れのある一台ですね。
色々1 050


















↑このページのトップヘ